1920年ウィンブルドン選手権
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1920年 ウィンブルドン選手権(1920ねんウィンブルドンせんしゅけん、The Championships, Wimbledon 1920)に関する記事。イギリス・ロンドン郊外にある「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」にて開催。
大会の流れ[編集]
- 男女シングルス・男子ダブルスは「チャレンジ・ラウンド」(Challenge Round, 挑戦者決定戦)と「オールカマーズ・ファイナル」(All-Comers Final)方式で優勝を決定していた。大会前年度優勝者を除く選手は「チャレンジ・ラウンド」に出場し、前年度優勝者への挑戦権を争う。前年度優勝者は、無条件で「オールカマーズ・ファイナル」に出場できる。チャレンジ・ラウンドの勝者と前年度優勝者による「オールカマーズ・ファイナル」で、当年度の選手権優勝者を決定した。
- 1913年から選手権の公式競技になった女子ダブルス・混合ダブルスでは、チャレンジ・ラウンドやオールカマーズ・ファイナルは実施せず、通常と同じトーナメント方式で優勝を争った。
大会前年度優勝者[編集]
- 男子シングルス:
ジェラルド・パターソン
- 女子シングルス:
スザンヌ・ランラン
- 男子ダブルス:
パット・オハラウッド&
ロナルド・トーマス [大会不参加]
男子シングルス[編集]
チャレンジラウンド[編集]
準々決勝
セオドア・マブロゴーダト vs.
リチャード・ウィリアムズ 6-3, 4-6, 9-7, 7-5
清水善造 vs.
ネビル・ウィルフォード 6-0, 6-1, 6-2
ビル・チルデン vs.
ランドルフ・ライセット 7-5, 4-6, 6-4, 7-5
チャールズ・ガーランド vs.
セシル・ブラックビアード 4-6, 6-1, 6-3, 6-1
準決勝
清水善造 vs.
セオドア・マブロゴーダト 3-6, 6-4, 6-0, 6-2
ビル・チルデン vs.
チャールズ・ガーランド 6-4, 8-6, 6-2
決勝
オールカマーズ決勝[編集]
ビル・チルデン vs.
ジェラルド・パターソン 2-6, 6-3, 6-2, 6-4 (チルデンが本大会の優勝者になる)
女子シングルス[編集]
チャレンジラウンド[編集]
準々決勝
エリザベス・ライアン vs.
バイオレット・ピンクニー 不戦勝
マーベル・パートン vs.
フィリス・サッタースウェイト 6-4, 6-4
モーラ・マロリー vs.
ヘレン・リスク 6-3, 6-1
ドロテア・ダグラス・チェンバース vs.
ウィニフレッド・マクネアー 3-6, 6-0, 6-2
準決勝
エリザベス・ライアン vs.
マーベル・パートン 6-4, 6-3
ドロテア・ダグラス・チェンバース vs.
モーラ・マロリー 6-0, 6-3
決勝
ドロテア・ダグラス・チェンバース vs.
エリザベス・ライアン 6-2, 6-1
オールカマーズ決勝[編集]
スザンヌ・ランラン vs.
ドロテア・ダグラス・チェンバース 6-3, 6-0 (ランランが本大会の優勝者になる)
決勝戦の結果[編集]
- 男子シングルス
ビル・チルデン vs.
ジェラルド・パターソン 2-6, 6-3, 6-2, 6-4 [オールカマーズ決勝]
- 女子シングルス
スザンヌ・ランラン vs.
ドロテア・ダグラス・チェンバース 6-3, 6-0 [オールカマーズ決勝]
- 男子ダブルス
リチャード・ウィリアムズ&
チャールズ・ガーランド vs.
アルガーノン・キングスコート&
ジェームズ・パーク 4-6, 6-4, 7-5, 6-2 [チャレンジラウンド決勝]
- 女子ダブルス
スザンヌ・ランラン&
エリザベス・ライアン vs.
ドロテア・ダグラス・チェンバース&
エセル・トムソン・ラーコム 6-4, 6-0
- 混合ダブルス
ジェラルド・パターソン&
スザンヌ・ランラン vs.
ランドルフ・ライセット&
エリザベス・ライアン 7-5, 6-3
外部リンク[編集]
参考文献[編集]
- Lance Tingay, “100 Years of Wimbledon” (ウィンブルドンの100年史) Guinness Superlatives Ltd., London (1977) ISBN 0-900424-71-0 [大会経過、選手国籍]
- Bud Collins, “Total Tennis: The Ultimate Tennis Encyclopedia” Sport Classic Books, Toronto (2003 Ed.) ISBN 0-9731443-4-3 [大会経過、選手フルネーム]
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